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東京マラソンで得たもの。
イベントレポート
2019 / 3 / 7

東京マラソンで得たもの。

東京マラソン2019でセカンドベストが出ました!

今回のユニフォームとシューズはこちら!
シューズはもちろんHANZOのR

ブログ画像
今回はユニフォームをオーダーしました。NBRCコーチの松村さんのチームユニと同じデザインにさせてもらいました。松村さん、ご快諾いただきありがとうございました!

タイムは2時間41分15秒。

もちろん目標は自己ベスト(2時間39分57秒)を更新することでした。

スタート時の気象条件は気温が5.7度、雨天だったのですが、あまり気にしないようにしました。

なぜなら、この日のために1年間鍛錬を積んできたから。
この日に賭けていたから。

記録はセカンドベストでしたが、気持ちはベストを更新できました。
今回の東京マラソンのおかげで、走歴10年にしてようやく、自分の中の分厚い殻を破り壁を乗り越えることができました。
また、レースに出場したことでモチベーションがさらに高まり(いつも東京マラソンが終わるとモチベーション落ちていたのに)
マラソンランナーとしての精神力を養うことができた気がします。

とても悔しかったので「本気で練習して、来シーズンは大幅自己新を絶対に出してやる!」と強く、心に誓うことができました。

記憶が色褪せないうちに、このブログに残しておきます。

スタート前は過去最高にリラックスしていて緊張しないよう付き添いで来てくれたコと、ずっとお喋りしたり、おちゃらけてました。
(おそらくエリート枠で出場した選手のなかで一番緊張してなかったかも…笑)

わたしは筋肉量があり(加圧トレーニングやってて良かったと心底思いました)
ほどよく脂肪もついていたおかげで35kmまでは寒さを全く感じませんでした。

ペーサーがいてくれたおかげもあり、足にも心にも余裕を持つことができました。

しかし、20kmを過ぎたあたりで40分を切るのは相当厳しいという現実に直面するハメに。

中間地点の通過が1時間20分を超えてしまい、自分でペースを作ることにしようとギアを上げました。

「このままでは2時間40分が切れないかもしれない」
ということが脳裏をよぎりましたが
「気持ちを切らさずペースを上げれば、もしかしたら自己ベストを出せるかもしれない!」と、
わずかな望みを自分の足と心に託し、とにかく無我夢中で走りました。

今まで同じような状況になっていたら諦めて、中だるみをしてしまっていたと思います。

ブログ画像

25〜35kmまでを上げられたことは過去にありません。

それは怖かったから。
30kmから上げたら後半ガクンと落ちてしまい、大失速してしまうんじゃないか…と不安でいっぱいだったから。

37kmからの辛さを知ってるから、あんなに辛いなら温存しておかないといけないと思っていた。

あとは、30km〜37kmは徐々に足が重くなってくるので
「ちょっと休んで後半挽回しちゃえ」という甘ったれた考えが、身体と心にブレーキをかけていました。

でも今回はそんな恐怖心や甘い心に負けてしまう余裕なんてありませんでした。

諦めてしまったら、過去の弱い自分にまた負けてしまう。
そんなことになったら絶対後悔してしまう。

ベストが出なくても「自分にだけは絶対負けたくない」という一心で必死に走りました。

きつい加圧トレーニングや、1人でやったポイント練習、年明けから出場してきたレースや減量のことを思い出し
「あんなにつらくてキツイことを乗り越えられていたのだから、わたしは絶対大丈夫だ!」と自分を奮い立たせていました。

30kmからは「まだいける!まだ動く!大丈夫だよね?」と自分の足と対話をしながら、なかなか破ることができなかった分厚い殻を破って、限界に挑みました。
加圧トレーニングのおかげでグングン前に進むことができ、あの地獄に耐えて本当に良かったと実感(笑)

35kmからは向かい風が吹いていたみたいで(余裕がなくてそのことに気づかなかった)、前モモが冷えて思うように動かなくなりました。

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NBRC Seoulのキムさんが撮影してくれました☆

コーチに「いつ本気出すの?」と言われ、早9年…

平塚コーチに「いつ本気出すの?」とずっと言われていました。

「いつも本気!」と思っていたものの、それは「本気を出している"つもり"」にしか過ぎなかったことが、ようやく分かりました。

本気であれば、指示されなくても節制したり、敢えてキツイ練習をやろうと思います。
オフシーズンでもシーズン中と同じような気持ちで日々を過ごすことができる。
本気だからこそ、そうゆうのを苦なく率先してできる。
もちろん愚痴や不満、弱音も漏らさない。

41kmから42kmは、今まで走ったどのマラソンよりも長く
「走りながら道が伸びているんじゃないか…」と思ったほど(笑)
ペーサーの沢登さんがずっと声がけしてくれたのですが、それがなければもっとタイムが落ちていたかもしれませんね…。

今までは気持ちが切れていたので、足が温存できていたためラストスパートできていました。

しかし、今回は「気持ちは前へ進んでいて集中しているのに足がどうにもこうにも言うことを聞かない」という状態に初めて陥りました。

去年までの自分はいかに、ちゃんとマラソン走っていなかったのか痛感…。

初心に帰り、再びマラソンへの情熱が再燃。

平塚コーチに指導をお願いする前、わたしはサブスリーができていませんでした。
出来るとも思わなかったし、自信は全くなかった。
当時のレベル(3時間11分台)からサブスリーしたいだなんて、志願したら鼻で笑われてしまうかもしれない。
でも、どうしても3時間を切りたくて必死にお願いしました。

平塚コーチは、そんなわたしを笑うことなくキチンと向き合ってくださり
「サブスリーできるよ!」と自信を持たせてくれました。

それから3ヶ月後、わたしは横浜国際女子マラソンで2時間56分台でサブスリーを達成することができました。

しかし、記録が順調に伸びていきスポンサーやメディアへの露出が増えていくうちに
マラソンへの情熱と初心を忘れていってしまったと思います。

「記録を出したい」から「出さないと」というプレッシャーを勝手に抱え込んでしまい、義務感から走るのが楽しくなくっていきました。

今回の東京マラソンで、猛烈に悔しい思いをしたおかげで
「今度こそ本当に強くなって、リベンジしたい!」とマラソンへのヤル気が、メラメラと燃えました。

サブスリーランナーになる前のあの頃のように、いや、あのとき以上にコーチへ「どうかわたしを強くしてください!」とお願いしました。

平塚コーチが言っていた「本気を出す」というのはどうゆうことなのか、よく分かりました。

わたしが今まで本気を出したいなかったのと、心身が未熟だったので本当のマラソン練習(40km走など…)はしてこなかったのですが
今年はいよいよ取り掛かることが決まりました。

どんなにきつい練習でも、わたしは自分に負けず、弱音も吐かずにこなす自信があります。

今年から来年のマラソンまでに、いっぱい鍛錬し、自己新記録を出せるようがんばります!

BLOGGER

ブロガー紹介

SUZUKI RISA
Ambassador
SUZUKI RISA

NBGOWOMENアンバサダー 運動部への所属経験はないものの走歴1年半でサブスリーを達成。 フルマラソンベストタイム 2時間39分57秒(東京マラソン2016)

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